僕のブログでは、好きな音楽紹介の他に、
デザイナーとしての経験から色々ものづくりや
デザインについても書いています!
今回はシルクスクリーンの自作プリントTシャツの作り方について。
ロックやフェス好きなら一回くらいは自分のTシャツ
作ってみたいな~~とか思ったことないでしょうか!
自分でTシャツを作るって一見敷居が高そうなイメージがありますけど、
実は結構簡単に、それも道具もそんなに多く揃えなくともできちゃうモノなんです★
(若干専用の道具もありますが、結構簡単に手に入るものばかりです^^)
やり方もたったの4ステップ!
多分このブログを読み終えたら、
Tシャツ作りが結構身近に感じられるんじゃないかな~と思います!
そんなワケで今日は
- 自分でTシャツを作りたいっていう方に、
- 必要な道具
- プリントの方法はこんな感じでやってるよ
というのを書いていきますね★
ちなみに僕に無料でTシャツ作りの相談ができるサービスを作りました。
良かったらこちらものぞいてみてくださいね!

Contents
まずは自作プリントTシャツに必要な道具
必要な道具についてまずは画像付きで紹介しますね!

必要なモノはたったこれだけ!
全部で8つかな・・?
最低限これだけあれば綺麗な自作Tシャツが作れます。
ちょっとざっくり説明していきます。(単体の詳しい説明はおいおいしていきます☆)
- スクリーン : プリントする絵柄です。別名を版と呼びます。僕は自前で造っていますが、一般的には業者さんに依頼して作る人が多いと思います、絵の原画は手書きでもPCで出力したもので作成してもOK! 安価な業者さんだと2500円とかでも作れる所もあります!)
- インク
- スキージ (左下) : Tシャツにインクをプリントする際に使う大きなヘラみたいなもの(大きな画材屋さんやネットでも購入できます)
- インクべら(真ん中くらいにある白いやつ) : インクをスクリーンに乗せたり、インクを混ぜたり、使い終わったインクを回収するのに使う 意外と重要アイテム 安いし複数持つと尚良し☆
- 無地Tシャツ : 通称「ボディ」と呼びます。 ネットでも買えるし、なんならユニクロとかで購入してもOK
- 新聞紙 : 床が汚れないようにするため
- タオル : 色んなモノをふき取るのに使います キッチンペーパーとかでもOK
- ドライヤー : プリントしたインクを乾かすのにあると便利です!
って感じです!
6 7 8 は家にあるものだったり、無地Tシャツも近くで揃えられちゃったりするので、
実質専門店で(ネットショップ可)揃えなきゃいけないのは1~4くらい。
そんなに多くないんですよね^^
結構これだけでも敷居が随分下がったんじゃないでしょうか!
では本題、Tシャツを実際に作ってみましょう☆
STEP1. Tシャツにスクリーンをセット

まずはTシャツの上にスクリーンをセットします。
写真はTシャツをセットするプリント台を使っていますが、
Tシャツの中に大きめの台紙や板を挟む感じでもOKです^^
STEP2. スクリーンの上にインクを乗せる

ヘラを使ってインクをスクリーンの上に乗せていきます。
乗せる位置やコツは
- 位置は絵柄の少し上
- インクはデザインがすっぽり被る範囲の広さに
- たっぷり目に乗せる
余ったインクはあとで回収できるのでドーンとのせちゃいましょうっ!!
STEP3. スキージを使ってプリント
さぁここが本番です!!

まずはスキージを・・・

インクの少し上にセット!!
写真だと片手になっていますがスキージの両端を両手で持つと刷り易いです・・・がっ
版がずれる事にも注意しなきゃいけないので、
片方の手で版を抑えて、もう片方はスキージの中央当たりを持って刷る事も多いです!
そしてここからスキージを下へ引くように刷っていきます。
スキージの角度は斜め45度。
強すぎず弱すぎず、スキージ全体に均等に力を伝えて刷るのがコツです。
これは個人差があるので練習して自分のベストを見つけて下さい!
そして刷りあがると。。

こんな感じになります。(写真がぼやけててすみません。。^^;)
そしてプリントした時にスクリーンやスキージ上に残ったインクは
ヘラを使ってインク容器に回収し、スクリーンをゆっくりと取り外します。
スクリーンは片方を支点にして斜めに起こすように上げると上手く行きやすいです。
ここが一番ドキドキする瞬間でもあります。
すると・・・・・・
STEP4. スクリーンを洗ってTシャツを乾かす

綺麗に刷れました!!!!
刷ったインクはまだ乾いていないので
ドライヤーで乾かしていくのですが・・
注意
ドライヤーで乾かす前にスクリーンを流し等に速攻で洗いに行って下さい!!!!
スクリーンにはインクが付着していてこれを洗わないと目詰まりしてしまい、
次回以降綺麗にプリントできなくなる可能性があります。
刷りあがりが気になる~~~って思ってついついそっちの方に気を取られちゃったりしますが、
ここは即洗いに行って下さい!地味に最重要ポイントかもしれません。
インクって思ってるよりずっとずっと目詰まりしやすいので・・
洗い方は軟らかいスポンジで軽くこする感じでオーケー、
キッチン用の洗剤などで洗っても大丈夫です。
ドライヤーで乾かす
そしてスクリーンを洗ったら、ドライヤーで絵柄の部分を乾かしていきます。
ボディに近づけすぎず、
インクにもよりますが、時間は2~3分位でOKだと思います。
そこからさらに自然放置で2~30分置くとインクが完全に定着します!
そして完成!!!

これでTシャツが完成です!!
世界で一枚の自分だけのTシャツです。
これ、初めてできた瞬間はマジで感動します!
こんな感じでTシャツはできます、
深くやりだすと色々テクや物も必要にはなってくるんですが、
基本的にはTシャツ作るのって大がかりな機材や多くのものを揃えなくても
結構作れるんですよね。
僕は作ろうと思って知識もなにもない状態から始めたんですが、
それでも2週間もかからずにできました。
費用も最低限揃えるだけなら多分1万円もかからないんじゃないかな!
(プリント台を調達するともう少しかかりますが、それでも2万円はかからないと思います)
ってな感じでTシャツを作る工程の紹介でした!
興味があって作りたいなって人や、
なにかお手軽にできる趣味を探している人にも参考になれば嬉しいです☆
また細かいテクニックや道具については記事を充実させていきます^^
