人から頼まれごとをされると断れず、つい無理をしてでも引き受けてしまう。
人から信頼されるのは嬉しいけど、なーーーんか疲れてるなぁ。
とか
なんでも引き受けてしまうキャラに収まってしまい、断ると微妙な感じになってしまいそうで困った。
そんな心当たりのある人はいませんか?
ある人は心の中でそっと手を上げてください。
思わず手をあげてしまったあなた。
はい!そんなあなたはまごうことなきお人好し、俗にいう「いい人」です。
いい人って言われてどう思いましたか?
「いい人」って「都合の良い人」とか、世間ではそんなイメージもついてしまっているせいか、そう言われると複雑って思う方もいるかもしれませんよね。
しかし!!!先にいっときます。
いい人である事は、紛れもなく「良さ」に違いありません。
いい人って、本来的には人を助けたい優しさや責任感を持っているって事です。
そんな人情味のある人格は良さ以外、何物でもないじゃないですか!
「いい人」=「都合のいい人」みたいな解釈を最初にしたヤツだれだでてこい!
俺が闘魂ビンタ食らわしてやる!
いい人認定されてる人がみんなが困ってるじゃねーか!少なくとも俺は困ってる。
困ってるぞw
まぁしかし、現実問題はそんないい人であるが故の「良さ」が、時として他人に振り回されてしまう事がある事も確かだし
それに胡坐をかいて利用してしまう人もいるせいで、損な役回りになってしまう人がいるもまた事実。(世知辛いもんだぜ・・)
そんなワケで今日はそんなお人好しが頼まれ事についつい無理をして引き受けてしまう
「いい人」が無理をせず生きていく為の考え方のコツなどを書いて行こうと思います!
いい人が損をしてしまったり疲れてしまうメカニズム
さて、物事を断れない人はこんな心理的な不安を持っているんじゃないでしょうか?
- 人から嫌われたくない
- 断ったら人間関係が悪くなるんじゃないか
そんな事ない??少なくとも僕はそうでした。
今は大分変わりましたが、僕は結構寂しがりだったんで、
人から嫌われる事に結構拒否反応があったんですよね。
嫌われるのが怖い、だからちょっと無理めな頼まれごとがあっても引き受けてしまう。
引き受けていれば人間関係がマイナスになる事はないですもんね。
なので、これは一見正解のように見えます、、、、がっ!!
これは僕の経験上、これが続くと長い目で見たらあまり良い結果になりません。
なんでかっていうと
こういう頼まれごとって自分に余裕があるうちはいいんですけど、
余裕なかったりする時まで引き受けてしまうと疲れます、当たり前だけど。
そんな事を端的に表現したつぶやきを見つけました。
なんでも「いいよいいよ」って許してくれる人に甘えるのは気をつけた方がよくって
そーゆー人って「ok」なのでは無くて「いいよ(嫌だけど我慢できるよ)」ってだけなのね
だから、その我慢の限界が来た時に一気に拒絶される
しかもバチるのも嫌いな人種だから、ただただ(ごめん無理さよなら)ってなる
— 愛本店のまゆ氏👁🗨 (@mayu_iphon) 2018年11月26日
こんな感じに思ってしまう時もありますよね。
嫌われたくないはずの行動をとったのに
自分から人間関係に溝をってしまう構図ができてしまいます。
で、そんな時に相手が
で、そーゆー人に(本当は良くないでしょー笑 大変だったね!)って、
気付いて、認めて、労ってあげるのが大切って思う。そーゆー人ってやっぱり我慢しがちだから、みんな気付いてあげて欲しいなって
あ、違う。気付くだけじゃなくて、労ってあげて欲しいなって思うん。
— 愛本店のまゆ氏👁🗨 (@mayu_iphon) 2018年11月26日
こんな気持ちを持ってくれる人だったらいいんですけど
(労ってくれたら今までの苦労はぶっとびますよね!)
こんな感じだった場合
いいよいいよ。っていう人が本当にもう無理ってなる瞬間は
「申し訳ない」って気持ちが相手にあればまだ我慢できるんだけど
こっちは「いいよ(まだ我慢できるよ)」のラインなのにもはやそれが当たり前になっていて、相手が申し訳ないとも思ってない時が多いよね。って思います丸
— 愛本店のまゆ氏👁🗨 (@mayu_iphon) 2018年11月26日
もう人間嫌や~~~って人間不信モードまっしぐらになりますw
元々頼まれごとを引き受けるのってめっちゃプラスな事をしてるのに、
相手の感覚ではそれがデフォルトになってて、断るとなぜかマイナス認定される感じ。
もう、痛たたたっっ!!ですよね。。><
そんなこんなから、無理して「いい人」なってしまうと
結果的に人間関係が上手くいかなかったりする事があるんですよね^^;
モラルのある人だけと付き合えれば良いのですが、残念ながらこういう人もいますし、
生きていればこういう人と接する場面もでてきます。
しかし人間、他人を変える事は難しいです。
なので大事なのは自分の心の持ち様を少し変える事だと思います。
以下、そんな状況にならない為に僕が心がけている事についてお伝えしますね!
人は何しても嫌われる 嫌われる事を恐れずにありのままの自分も大切にしよう
さて、さっき嫌われるのが怖いから無理をしてしまうという事について書きました。
これって言いかえると、嫌われるのが怖いから本来の自分の感情を隠してしまってる状態です。つまり自分の事を大切にしてなかったという事なんですよね。
常に他人目線で物を考えてしまっている為、本来出したいべき自分が出せないから自分にも他人にもストレスを感じてしまう。
そんな感じだった僕ですが、昔あるコラムを読んで考え方が変わりました。
そのコラムは世の中には誰からも嫌われない人間なんていないって内容でした。
例えば、「意図して人に迷惑をかけてしまうような人間は嫌われる」ってのはすごくわかりやすいですよね。
しかし、逆に「真面目で、誰にでも優しくて見た目も良くて周りからも人気がある人」
一見嫌われる要素なんてないように見えますが、
そんな人に対して嫉妬心からな~~~~~んかハナについて見えたり、八方美人でムカつくとか、そんな理由で嫌う人だっています。
そう、どんな素敵な性格の人だって自分を嫌う人はでてきちゃうんですよね!
しかし一方ではどんな人にも必ず理解者や支持をしてくれる人もでてきます。
ある人にとってはムカつく性格の人でも、人によって感じ方は千差万別なので、
ある人からしたらそれは魅力に見える事だって全然あります。
炎上系の著名人なんてまさにそんな感じですよね!
どんな生き方をしても嫌う人もいれば好かれる人もでてくるから、
どの道そうなるなら
- 嫌われる事を恐れずに自分を出して行けばなればいいじゃん!
- そしてそんな自分を好いてくれる人を大切にしていけばいいじゃん
僕ははそう思うようになり、そんな考え方になってから心も軽くなったし、物事を断る時も、自分の気持ちを素直に話すと意外と人はわかってくれて、他人とのストレスも少なくなった気がします。
コツは相手を尊重しつつも、自分はこうしたいっていう主張して、お互い納得できるような「伝え方」をする事だと思います。
(具体的な手法についてはまた別記事に書こうと思います。)
- 万人に好かれる人なんていない
- 一方で自分を好きになってくれる人は必ずいる
- だから嫌われる事は気にせず自分を出していこう
- 物事を断るコツは自他を尊重しながら互いに納得できる伝え方
自分の性格や許容範囲を知ってその中で最大限人を助けよう
人に振り回されたり、損な役回りになったと感じてストレスになる時は自分の許容範囲を超えて物事を行う時です。
そんなストレスを防ぐに為には、自分が無理なくできる許容範囲をしっかりと自覚しておく事が大事です。
許容範囲の基準を自覚しておくと、頼まれ事をされた時も、
できる事はストレスを感じず引き受ける事ができますし、
断る時も考え方の基準があるから、
相手に対してなぜ出来ないのかの説明もしやすくなります。
これができるようになると、自分の無理のない範囲で人を助ける事ができ、お互いWin-Winな関係を築きやすくなります。
そしてこの基準や許容範囲を知る為には、普段の生活からストレスを感じた時、
- どういう時に何にストレスを感じたか
- それでどういう気持ちになったか
これらを「具体的に言葉にしてメモする事」です。
メモを取る事で起きた事を客観視できたり、頭のなかで考える容量が出来る為、
物事を整理して自分の性格を細かく分析できるようになるので、おススメです!
また、自分の性格を第三者的目線で知る事も良いと思います。
その為に自分の事をよく知っている人に聞いてみるのも良いですし、
性格を診断できるウェブサービスを使うのもいいでしょう。
僕が良いと思ったサービスにリクナビNEXTが提供する「グッドポイント診断」という物があります。
このサービスは本来、転職志望者が適職を見つける為に作られた性格診断ツールなんですが、
非常に高い精度で診断してくれる優秀なツールなので、本来の目的からはずれるかも知れませんが、単純に性格を診断する為に使うにも有用だと感じました。
また、自分の性格が今の仕事と合っているかを考えている人も、その場で適職の見直しができるので一石二鳥です。
こちらにメリットが書いてあるので気になる人はどうぞ。
まとめ
今日は頼まれごとを断れずに引き受けてしまって無理をしてしまう、
いい人が無理をせずに生きていける様なコツについて書きました。
もう一度おさらいをすると
嫌われる事を恐れず、自分の気持ちを出すことも大切に
断る時は相手も納得できるような伝え方をすれば大丈夫
自分のできる事の許容範囲を知る
普段から自分の性格を分析、ストレスに感じた事は具体的にメモ
という所でしょうか。
冒頭にも述べましたが、人を助けたいという性格は間違いなくあなたの長所です。
その様な長所を上手く表現していく事ができれば、絶対に良い人間関係を築いて豊かな人生をおくる事に繋がります。
この記事があなたの参考となれば幸いです。
それではまた!