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PhotoShopのぼかし効果を使う躍動感のある画像の作り方

デザインブログ、SOKOLABOのソコラボのソコです!

今日は画像にスピード感や躍動感を加えたい時に使うPhotoShopのぼかしのテクニックについてお伝えします!

こんな感じのです

スピード感がでてますよね!
では早速作り方に行ってみましょう!

PhotoShopのぼかし効果で躍動感を出す作り方

まずは画像を用意します

そして元画像は残しておきたいので画像レイヤーを複製します。

次に複製したレイヤーをスマートオブジェクトに変換します。

次に「フィルターメニュー」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」を選択

「ぼかし(移動)」
通常のぼかしは、全体を均一にぼかしますが、ぼかし(移動)はぼかす方向していして、その方向に対して向かうようにぼかしていきます。

すると図のようにパネルが表示され画像にぼかしがかかります。
パネルの数値でぼかしの度合いの調整を行います。

「角度」でぼかしの方向、「距離」でぼかしの強さを調整できます。
距離は大きくなるほどぼかしが強くなります。

フィルタを適用されると図のようにスマートフィルターの調整レイヤーが追加され、ここから何度でもぼかしの再調整が行えます。

レイヤーマスクでぼかしの範囲を調整

次に全体にかかっているぼかしを被写体(人物)だけをくっきりさせていきます。

レイヤー内にできたスマートフィルタにカーソルを合わせ、

次にブラシツールを選択、色は黒(#000000)、筆のタイプはぼかしのあるタイプのブラシにします。

そしてくっきりさせたい部分を黒のブラシでなぞると、その部分だけぼかしが解除されれて画像がくっきりします。
写真では赤枠の部分をなぞってくっきりさせました。

右のレイヤーパネルも見ると黒くなっている部分がありますよね。
その部分が適用外になります!

やり直したい場合は黒のブラシを白色に変えてなぞれば元に戻ります。

というワケで完成!

だいぶスピード感がでました!

「上手に躍動感を出すコツ」

「ぼかす場所の強弱をつける」
上記の写真では、顔やチーム名など、しっかり見せたい場所は完全にくっきりさせ、ボールや足など、動きを強調したい部分はぼかす場所を広くとったり、「見せたい場所」「動かしたい場所」を意識するとメリハリのある画像になります!

初めのうちはレイヤーマスクのなぞる範囲の取り方にじかんがかかるかもしれませんが、慣れれば2~3分の作業で劇的に画像のクオリティを上げる事が可能です!

また、写真だけでなく図形にもぼかし(移動)が使うことができます。

それを応用して作った作例がこちら

ポスター風

メインビジュアル風

どうでしょう、幅広いシーンで使えそうですよね!
ぜひ活用してみてください。